凍頂烏龍茶とは｜凍頂烏龍茶の効果効能

台湾でポピュラーな烏龍茶「凍頂烏龍茶」のご紹介！

最近日本でも人気が出始めている「凍頂烏龍茶」をご存知でしょうか。
台湾で日常的に引用されているお茶でスッキリとした香りと清涼感が特徴の烏龍茶です。

今回は話題の凍頂烏龍茶とはどのようなものか、詳しくご紹介いたします。

中国六大茶の1つである青茶に属する烏龍茶には大陸系と台湾系の2つに大きく分けられます。大陸系の青茶といえば、安渓鉄観音や武夷岩茶、鳳凰単叢などが挙げられますが台湾系の青茶とはどのようなものがあるのでしょうか。

中国同様、台湾でも青茶に分類される烏龍茶などが存在します。その中でも特に人気の高い青茶が凍頂烏龍茶です。

台湾の風土や気候はお茶の生産にとても適した環境のため、台湾全土でお茶栽培が行われています。凍頂烏龍茶が生産されるようになったのは今から150年ほど前のことです。中国で科挙に合格した林鳳池が挙人になった祝いとして中国の福建省からお茶の苗を持ち帰り、台湾の南投県にある鹿谷郷東部の山腹で12本の茶樹を植えたのが始まりです。
しかし、凍頂烏龍茶が台湾の代表するお茶となったのは1970年頃に経済開放政策が行われたのがきっかけです。この政策が推進されたことで、凍頂山周辺が輸出茶の栽培と開発を行う模範地区に選ばれ、国を挙げて凍頂烏龍茶のブランド化が行われたのです。

1980年頃には製茶の技術向上に加え、香料を加えずともバニラのような甘い香りのする金萓種などの品種が続々と誕生しました。現在では台湾だけではなく、日本でも凍頂烏龍茶の人気が高まっています。

スポンサーリンク