凍頂烏龍茶の効果効能

すっきりと爽やかな香りが日本の夏にぴったりな凍頂烏龍茶。
台湾では最も人気の高いお茶の一つで日本でも製品化されたことでじわじわ人気が出てきています。

今回はそんな凍頂烏龍茶の効果や効能についてご紹介いたします。

凍頂烏龍茶は揉捻作業を何度も行って製造されているため、団子のような可愛らしい形状をしており、深い藍色ではなく艶やかで深みのある緑色が特徴の茶葉です。
凍頂烏龍茶の効果・効能は烏龍茶と同様の効果が得られるのですが、凍頂烏龍茶にはメチル化カテキンが含有されているので、他の烏龍茶よりも抗アレルギー・抗ガン作用に優れています。

このメチル化カテキンは、残念なことに私たちが常に飲用している一般的な緑茶には含有されておりません。しかし、緑茶の中でも唯一「べにふうき」という品種のみがメチル化カテキンを含有している緑茶として知られています。
メチル化カテキンは体内に摂取されると、タンパク質の1部であるヒスチジンの分解によって生ずるアミン・ヒスタミンを発生させるIgE抗体を抑える効果があります。
このIgE抗体というのはヒスタミンを過剰に遊離させる働きを持っており、その結果、花粉症などのアレルギー諸症状を誘発させます。メチル化カテキンは、この抗体の働きを抑制することによってアレルギー症状である辛いくしゃみや鼻水を抑え留めることが出来ます。

日本でもスギ花粉やブタクサ花粉など辛い花粉症で悩んでいる方々の間では症状を緩和させることが出来る凍頂烏龍茶を愛飲する方々も大勢いらっしゃいます。

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