紅茶を入れる際に最低限必要な道具とは|紅茶の入れ方

ティーポットやティーカップ、茶こしなど紅茶を入れる際に必要となる道具は、分かっているだけで10種類ほどあります。
ですが、実際に紅茶を入れる際に必要となる道具を10種類全て買い揃えてみると、いくつかの道具は使わなくてもおいしく入れることができた意見も多く、使わなかった道具をどうしようかと困っている方も少なくありません。
では、紅茶を入れる際に必ず用意するべき道具と「あったらいいな」という道具をそれぞれリストアップしてみましたので、道具を購入する際の参考にして頂けると幸いです。

紅茶を入れる際に必要と言われている道具

• 紅茶用のガラス製ティーポット
• 茶こし (ティーストレーナー)
• タイマー
• ティーキャディスプーン
• カップ＆ソーサー
• ティーコジー＆マット
• シュガーボウル＆ミルクピッチャー
• ホットウォータージャグ
• ティーキャニスター
• やかん

「あったらいいな」という道具

• 紅茶用の陶器製ティーポット
• タイマー
• ティーバッグを置くためのトレイ
• ティーキャディスプーン
• ティーコジー＆マット
• シュガーボウル＆ミルクピッチャー
• ホットウォータージャグ

「ティーポットやタイマーは必須道具じゃないの？」と疑問に思われた方も多いかと思います。
紅茶を入れる際、確かにティーポットやタイマーは用意しておきたい道具のひとつですが、必ず必要というわけではありません。

陶器製のティーポットは、どのくらいお湯を注いだのかが分からないため、紅茶初心者が使いこなすには少々難しい道具のため、お湯の量が一目で分かる「コーヒーサーバー」を使った方が便利ですし、初めてでも美味しい紅茶を入れやすくなります。

タイマーは、紅茶葉の蒸らし時間を正確に計測し、お好みの水色や風味を引き出すためにとても重要な道具ではあるのですが、「ピピピッ」と音の鳴るキッチンタイマーは、職場など音が慣らせない環境では使うことができませんし、音のならない砂時計は砂が落ちるまでぴったりと張り付いて観察していなければならないため、蒸らしているあいだに済ませたいことができなくなってしまうため、効率が悪くなってしまいます。

他にも、紅茶葉を計るための「ティーキャディスプーン」は、好みの濃さの紅茶を入れる際にあると便利な道具ではありますが、ご自宅にあるティースプーンと量りさえあれば無理して用意する必要はありませんし、ティーポットの保温を行う際に必要となる「ティーコジー＆マット」は、タオルなどを代用することができるため、無理して用意する必要はありません。
もちろん、紅茶を入れる環境や目的によって、「あったらいいな」という道具が「必要な道具」となる場合もありますので、その点は紅茶をどのような用途や目的で頂くのかを考えながら道具を1つ1つ買い揃えてゆくのがポイントです。

いかがでしたでしょうか。

紅茶初心者の方が、おいしい紅茶を入れるためには、基本的な紅茶の入れ方を学ぶ前に必要な道具を買い揃えることが重要となります。
ですが、必要だと言われている道具の中にはあまり必要の無い道具も多々ありますので、

• どのような環境で紅茶を嗜むのか
• 一人で楽しむのか、はたまた、複数で楽しむのか

など、用途や目的に合わせて紅茶を入れる際に必要となる道具を1つ1つ買い揃えてゆくと、「必要の無い道具」も「あると便利な道具」へと変身させることができますので、道具を買い揃える前に1度ゆっくりと紅茶の楽しみ方について考えてみてはいかがでしょうか。

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