タンポポ茶の作り方|タンポポ茶の効能

トップページ ＞ 効果効能 ＞ 作り方

３月頃になると公園や庭など道端に可憐な花を咲かせたタンポポが咲き始めます。
近年タンポポは、日本在来種よりもヨーロッパ原産の帰化植物であるセイヨウタンポポの方をよく見かけます。セイヨウタンポポには、母乳不足や不妊の改善効果や肝機能を強化する作用、むくみや冷え性などに効果を発揮します。また、美容にも優れた効果を発揮するため、健康維持と美容目的で愛飲する方々も増えてきました。

スポンサーリンク

そこで、どこでも見かけるタンポポを用いて、自宅で簡単にお手製のタンポポ茶を作る方法をご紹介したいと思います。
「タンポポ茶」の作り方。
まずタンポポを掘り出します。タンポポは真っ直ぐ下に根を張る植物ですので、掘り出すのは簡単だと思います。自宅に持ち帰り、綺麗に土を洗い流し、太陽の日差しで干していきます。天日干しする際、タンポポから水分が均等に蒸発するように、何度かかき混ぜてください。２〜３日ほどで、ある程度の水分がタンポポから抜けていると思います。次は、干したタンポポを小さめにカットしていきます。そして、火にかけたフライパンで、先ほどカットしたタンポポを炒めていきます。その後、再び天日干しを行い、ある程度乾燥させたら、今度は蒸していきます。あとは、飲みたくなったら適量を煎じて飲むだけで販売されているタンポポ茶と同じ効果が得られます。
続きまして「タンポポコーヒー」の作り方をご紹介したいと思います。
タンポポを掘り出すところまではタンポポ茶と同じです。タンポポの根は意外と根が深く、しっかり掘らなければ途中で根が切れてしまうそうです。1人分のタンポポコーヒーを作るのに必要なタンポポの数は、およそ８〜１０本なので、人数に応じて掘り出していきましょう。掘り出すとニンジンのように見えます。
自宅に持ち帰り、タンポポの根をタワシなどを使ってゴシゴシ洗っていきましょう。土を綺麗に洗い流したら、２mm間隔で細かくカットしていきます。カットしたタンポポの根をキッチンタオルなどの上に置き、２〜３日ほど天日干しにしていきます。水分が完全に抜けてこじんまりとなったタンポポの根を、フライパンで煎ります。徐々にコーヒーのような香ばしい香りがしてくると思います。炒めたタンポポの根を粉々に粉砕するため、コーヒーミルで挽いていきます。それを濾せば、タンポポコーヒーの完成です。

 

既製品と違って風味は若干劣りますが、自身で一生懸命掘り出して１から手作りしたタンポポ茶やタンポポコーヒーは格別ではないでしょうか。タンポポは至る所で生えているため、場所によっては除草剤や動物のフンなど衛生面で心配な部分があるので、タンポポを採取する場合は場所を選んで掘り出しましょう。また、セイヨウタンポポ以外のタンポポも食べることが可能なので、どのようなタンポポを採取しても良いそうです。

スポンサーリンク