エルダーフラワーの副作用デメリット｜エルダーフラワーの効果効能

エルダーフラワーには抗炎症効果があるため、花粉症やハウスダストなどのアレルギー諸症状や流行性感冒などに効果的です。また、関節の炎症や膠原病の1つであるリウマチの治療にも用いられたり、日焼けや凍傷、擦り傷や切り傷などといった外傷の治癒にも利用されるため「万病の薬箱」という異名をもっています。ですが、優れた薬効を持つ植物には何かしらの副作用やデメリットがある可能性があります。
そこで、今回はエルダーフラワーの副作用やデメリットの有無をご紹介したいと思います。

エルダーフラワーは花弁自体に副作用やデメリットはございません。しかし、エルダーフラワーが枯れた後に実るエルダーベリーやヘルダーフラワーの葉には毒性があります。

特に危険なのが、エルダーベリーです。エルダーベリーには、生活習慣病の予防や視力維持、美肌や美白効果などの効果があるため、エルダーフラワーに比べて優れた効果や効能を持っているため、ご自宅でエルダーフラワーを育てている方は秋頃に収穫されて食用に使用されている方もいらっしゃるかと思います。しかし、エルダーフラワーの葉や熟し切れていないエルダーベリーには青酸配糖体サンブニグリンという成分が含まれているため、嘔吐や下痢を引き起こす危険性があります。そのため、エルダーフラワーなどの高い薬効を持つハーブなどを使用する際は細心の注意が必要となります。

エルダーフラワーの適量とは？

やはり薬効の高いエルダーフラワーは1日に飲用する量もある程度規制されます。ドライタイプのエルダーフラワーを飲用する場合、3分から5分蒸らしたハーブティーを1日1回程度では健康を害する危険性はありません。しかし、1日に複数杯飲用してしまうと体調を崩してしまいますので、お気を付けください。
また、エルダーフラワーから抽出されるエキスは5日間を越して摂取するのは良くありません。エルダーフラワーと相性の良い茶葉と5日間毎に飲用するようにしましょう。

エルダーフラワーは自体には特別な副作用やデメリットは見つかりませんでした。しかし、他の茶葉とブレンドしたり、妊娠中や授乳中の女性・持病をお持ちの方は茶葉同士の相性や医師に相談することをオススメします。

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