ハイビスカスティーとクエン酸|ハイビスカスティーの効能
ハイビスカスティーにはビタミンCやビタミンA、ビタミンB群などのビタミン類やカルシウムに亜鉛、鉄分、カリウムなどといったミネラル類も含有されています。これだけでも十分健康と美容に効果的なのですが、ハイビスカスティーにはさらに優れた栄養素が含有されています。それがクエン酸やリンゴ酸です。では、ハイビスカスティーに含まれているクエン酸やリンゴ酸とはいったいどのような栄養成分なのでしょうか。
スポンサーリンク
クエン酸の働きと効果
ハイビスカスティーには豊富なクエン酸が含まれています。クエン酸とは私たちの身近な食品にも含まれており、代表的な食品に梅干しやお酢が挙げられます。酸味のある栄養素ですので酸性に思われがちですが、実はアルカリ性の成分です。クエン酸の主な働きは疲労物質である乳酸の生成を抑え、疲労回復効果を与えてくれることです。さらに身体の疲れのみならず、心の疲労や肝臓病などの予防や改善、筋肉痛や肩こりに効果を発揮します。最近では認知症を未然に防ぐ効果があることが判明し、積極的に摂取したい成分です。
人間の体内は弱アルカリ性で成り立っており、体内にブドウ糖が溜まると乳酸が大量に生成され、酸性に傾きます。人間は体内が酸性に傾き始めると弱アルカリ性を保とうとするためアルカリ性の成分であるカルシウムなどが使用されます。そのため、カルシウムなどが不足しだし、健康を損なう危険性が生じます。しかし、ハイビスカスティーに含まれるアルカリ性のクエン酸を体内に取り込むことによってブドウ糖や乳酸の増加を食い止め、カルシウムの吸収をサポートすることが出来ます。
アルカリ性はカルシウムと結合して体内に吸収しやすくするだけではなく、他にも疲労物質である乳酸を水分と炭酸ガスに分解し、体外へ排出する働きも担っています。そのため、ハイビスカスティーを飲用すると疲れ知らずな体質へと変貌を遂げるのです。
ハイビスカスティーに含まれるクエン酸回路とは?
クエン酸を多く含むハイビスカスティーですが、他にもリンゴ酸やハイビスカス酸などといった成分も豊富に含んでいます。
特にハイビスカスティーのクエン酸とリンゴ酸はアミノ酸回路という働きを有しており、摂取された飲食物を効率的にエネルギー源に変換する働きがあります。通常飲食物は体内に摂取されるとブドウ糖に変換されます。続いて酵素やビタミンB群などの働きによって酸化されてエネルギーに変換されます。クエン酸はこの工程で最も重要な役割を担っており、クエン酸の働きによってブドウ糖を完全に燃焼させることが出来るため、疲労物質の乳酸を生成することなくスムーズにエネルギー源を生み出すことが出来ます。
ハイビスカスティーに含まれるリンゴ酸は、体内に摂取されるとオキサロ酢酸に変換されクエン酸回路として活動し出だし、脂肪酸を分解しダイエットに効果的だと言われています。リンゴ酸はクエン酸や酢酸が体内に摂取された際に生成される成分でもありますが、そこで生成されるリンゴ酸は脂肪酸とピルビン酸の合成に用いられるためハイビスカスティーから直接リンゴ酸を摂取した方が効率的です。
ハイビスカスティーに含まれるクエン酸には他にも高血圧の改善や動脈硬化の未然に防ぐ効果などがあります。ハイビスカスティーはアイスでもホットでも美味しく召し上がることが出来るハーブティーですので、今年の夏からハイビスカスティーを飲用してみようとお考えの方は紅茶専門店の「TEAPOND(ティーポンド)」などで高品質なエジプト産のハイビスカスティーの茶葉を購入して飲用してみてはいかがでしょうか。
スポンサーリンク
ハイビスカスティーとは|ハイビスカスティーの効能
温かみのあるオレンジや情熱的なレッド、可憐なピンクにビタミン色のイエローなど様々な色彩を持つアメリカ・ハワイ州の州花のハイビスカスは観賞用として人気のある園芸植物の1つです。日本でも沖縄県など温暖な土地で生息が確認されており、日本でもポピュラーな植物として認知されています。そんなハイビスカスを煎じて...
ハイビスカスティーの効能
南国を彩る鮮やかな色彩のハイビスカスは観賞用として園芸などに用いられます。一方、可憐で落ち着きのある花を咲かせるローゼル種のハイビスカスは、種子を包んでいるガクや茎に包まれてふっくらとした根元部分の苞を用いてハイビスカスティーやジャム、サプリメントなど食用として用いられています。ハイビスカスティーに...
ハイビスカスティーの美容効果|ハイビスカスティーの効能
世界三大美女として世界的に有名な古代エジプトの女王クレオパトラをも魅了したと言われるハイビスカスティーは古くから美容と健康に絶大な効果を発揮し、多くの人々の健康と美貌を守ってきたハーブティーの1つです。ハイビスカスティーは梅干しやレモン、イチゴなどに含まれている酸味成分であるクエン酸やリンゴやザクロ...
ハイビスカスティーの味について|ハイビスカスティーの効能
ハイビスカスティーはローズヒップティーとブレンドされることによって相乗効果が得られるため、シングルティーとして飲用されることはあまりありません。そのため多くの方々がハイビスカスティー本来の味や香りを知らないという場合が多いです。そこで、ハイビスカスティーの味や香りをご紹介し、1人でも多くの方にハイビ...
ハイビスカスティーの飲み方|ハイビスカスティーの効能
ハイビスカスティーの美味しい飲み方とは?トロピカルな南国のイメージを彷彿とさせるハイビスカスは日本でも沖縄県など温暖な地域で観賞することが出来ます。ハイビスカスには観賞用と食用、繊維用の3種類存在し、一般的な赤色や黄色のハイビスカスは仏桑華と呼ばれ見る人の心を癒しています。一方、ハーブティーやジャム...
ハイビスカスティーの副作用とデメリット|ハイビスカスティーの効能
絶世の美女の1人であるクレオパトラや裸足の英雄のアベベ選手や海外セレブなどから愛飲されているハイビスカスティーですが、健康と美容に優れた効果・効能を発揮するということもあり、日本で活躍中のファッションモデル長谷川理恵さんもハイビスカスティーを飲用していると言います。ですが、健康に良い食材は副作用も存...
ハイビスカスティーの効果的なブレンド方法
ハイビスカスティーの美味しいアレンジ方法をご紹介しましたが、ハイビスカスティーはローズヒップティーとブレンドすることによって相乗効果が得られ、更なる健康と美容に効果的な飲料となります。なので、ハイビスカスティーを飲用する際はローズヒップティーとブレンドされた茶葉を購入すると良いでしょう。しかし、ここ...
ハイビスカスティー妊娠中または授乳中の飲用について
タンポポ茶やラズベリーリーフティーなど特定のハーブティーは妊娠中もしくは授乳中の女性が飲用すると安産効果や母乳促進効果が得られます。ただし、ローズマリーやレモングラスなど一部のハーブティーには通経や子宮収縮作用などがあるため使用を控えるように言われています。ハーブティーは医薬品ではありませんが、高い...
ハイビスカスティーとスポーツ|ハイビスカスティーの効能
ハイビスカスティーの最大の魅力は「疲労回復効果」です。1960年と1964年のオリンピック大会でマラソン2連覇を成し遂げた世界的有名な選手のアベベ氏は補給ポイントにハイビスカスティーを配置していたと言われています。それ以来、ハイビスカスティーは多くのスポーツ選手の方々から愛飲されるようになりました。...
ハイビスカスティーの作り方|ハイビスカスティーの効能
南国の花として有名なハイビスカスにはたくさんの品種が存在します。さらに品種ごとに花の形状や色彩、使用用途が分かれており、見る人の心を癒します。その中でもアフリカ大陸で自生しているローゼル種のハイビスカスは、クエン酸やリンゴ酸をはじめ、豊富なビタミンやミネラルを含んでいるため、疲労回復はもちろん、コレ...
ハイビスカスティーの作り方(フレッシュハーブ編)
新鮮なローゼルの実を購入またはお土産で頂いた際、折角ですからフレッシュなハイビスカスティーを作りませんか?フレッシュハイビスカスティーの作り方はドライハーブの際よりも簡単なのでお勧めです。
ハイビスカスティーを使ったバスソルトの効果
ハイビスカスティーはルイボスティーやローズヒップティーなどと同じくハーブティーですのでカフェインが含まれていないため、小さなお子様から高齢者まで安心して飲用することが可能です。ハイビスカスティーはクエン酸やリンゴ酸などといった抗酸化力の高い成分が含有されており、さらにビタミンCやビタミンB群などのビ...
ハイビスカスティーを使ったバスソルトの作り方
バスソルトをご自身で作る際、現在貴方が抱えている悩みに合わせて作るのがオススメです。仕事や育児、家事などで疲労が溜まっており、手足がパンパンに浮腫んでいるという方はハイビスカスティーを用いることをオススメします。また、バスソルト作りに欠かせないのがブレンドする精油です。精油はバスソルト作りにはあまり...
ハイビスカスティーとクエン酸|ハイビスカスティーの効能
ハイビスカスティーにはビタミンCやビタミンA、ビタミンB群などのビタミン類やカルシウムに亜鉛、鉄分、カリウムなどといったミネラル類も含有されています。これだけでも十分健康と美容に効果的なのですが、ハイビスカスティーにはさらに優れた栄養素が含有されています。それがクエン酸やリンゴ酸です。では、ハイビス...
ハイビスカスティーに飽きてしまった時のアレンジ方法
ハイビスカスティーの飲用を続けていると飽きてきたりしませんか?そんなときはハイビスカスティーを用いた簡単お料理や変わったアレンジ方法をご紹介したいと思います。