ローズヒップティーとは｜ローズヒップティーの効果効能

美を追い求める女性に人気のハーブティーであるローズヒップティーを飲んだことは
ありますか？
ローズヒップティーとは「ビタミンCの爆弾」という異名が付くほど他の飲料と比べてビタミンCの含有量が顕著なハーブティーの１つです。ビタミンCには、老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用や美肌を保つために必要なコラーゲンやヒアルロン酸などの生成助ける働きがあります。そんなビタミンCが豊富に含まれたローズヒップティーとは、いったいどのような植物から製造されているのでしょうか？

ローズヒップティーはどんな植物から作られているのか？

ローズヒップティーの原料となる植物は、ヨーロッパに自生している野生の薔薇いわゆる野薔薇です。別名を「野茨」と言い、イギリスやフランスなどのヨーロッパ地方からアフガニスタン、アラビア半島などの西南アジア、さらにブラジルやアルゼンチンなどの南アメリカにかけておよそ500種類以上の品種があるとされています。
日本でも沖縄県以外の都道府県の野山に自生しており、日本だけでも10種類以上の品種が存在します。しかし、ローズヒップティーとして製造・販売される野薔薇は、全てヨーロッパ地方に咲く「ドッグローズ」という品種の薔薇には、ビタミンCをはじめ、ミネラルやビタミン類が豊富に含まれています。

ローズヒップティーの「ローズヒップ」とは？

ローズヒップティーは、ルイボスティーやマテ茶、日本茶など茶葉で作られているわけではありません。ローズヒップティーとは、野薔薇が美しく開花した後に実る果実のような実のことを言います。特にドッグローズに実るローズヒップは、古くから薬効が確認されており、古代ローマでは「狂犬病」の特効薬として使用されていたことでも知られています。また、スウェーデンではドッグローズの実を粉々に粉砕し、冷温スープとして日常的に飲用されています。漢方で有名な中国では、ローズヒップを「金桜子(きんおうし)」と呼び、現在でも腎臓や泌尿器の病の改善に用いられています。

ローズヒップティーの効果・効能

ローズヒップティーには、ビタミンCの他にマグネシウムや亜鉛、セレンなどといったミネラル類やクエン酸、リンゴ酸などの有機酸などといった栄養素が豊富に含まれています。そのため、体の外側だけでなく、内側から綺麗になることが出来る飲料です。毛穴に溜まった黒ずみや開いた毛穴のケアやシミ・そばかすの予防、免疫力の低下を抑制し、貧血やめまいを改善、さらにはストレスやイライラを解消させたり、生活習慣病の予防などに効果を発揮します。

ビタミンCがに含まれているため、美容に効果を発揮する飲料だと思われがちですが、年々増加傾向にある便秘を改善したり、肥満予防やダイエット効果、デスクワークで目を酷使する方や疲労回復などにも効果があります。
ローズヒップティーとは、女性だけでなく男性にも良い効果・効能を与えてくれる飲み物ですので、老若男女問わず毎日摂取して頂きたい飲料の１つだと言えます。

スポンサーリンク