ローズヒップティーを食べる｜ローズヒップティーの効果効能

一般的な紅茶やハーブティーはティーポットや急須などを用いて煮出したり水出ししたりして飲用するのが常識です。しかし、ローズヒップティーは果実なので、飲み終えた後に残っている茶葉をそのまま食べたり、スイーツやジャム、メインディッシュなど様々な料理に使用することが出来る珍しい茶葉でもあります。しかし、日本茶や紅茶、ドリップしたコーヒーの茶葉を食べるなんて聞いたことがありませんよね。そこで、ローズヒップティーの茶葉は食べても身体に害を及ぼすことは無いのでしょか？

ローズヒップティーに使用されるドッグローズなどのローズヒップには、摘み立ての瑞々しい状態のもので、およそ1000mgのビタミンCが含まれています。しかし、ローズヒップティーはお湯を注いで抽出した液体を飲んでもローズヒップが本来持っている栄養素を効率よく吸収することができないのです。スーパーやデパートなどでティーバッグ入った状態で販売されているローズヒップティーを飲用しても効果が感じられないのはこういった意味があったのです。では、ローズヒップの持っている効果を得るにはいったいどうしたら良いのでしょうか。

ローズヒップティーを作るために使用した茶葉を食べよう！

ローズヒップの持つ優れた栄養素を体内に摂取するにはどうしたら良いのでしょうか。答えは「食べる」です。
ローズヒップティーに用いられる茶葉は大きく分けて「ファインカット・シェルカット・パウダー」と３種類存在します。中でもファインカットやシェルカットという種類は、パウダーとは違って粉砕されていないため、お湯を注ぐと柔らかいドライフルーツのようなものがカップの底に残ります。そのドライフルーツを食べることによって、ローズヒップティーの持つ栄養素を体内に余すことなく摂取することが出来るのです。

日本分析センターでは、ローズヒップティーの抽出液にどれほど栄養素が染み出しているか検査してみると、茶葉にはレモンの20倍ほどあるビタミンCが含まれているという結果が出ました。

ローズヒップティーを飲用する際は、カップの底に沈んで柔らかくなったローズヒップの実を食べることで効率よく栄養を摂取できます。本来持っているローズヒップティーの優れた栄養素を余すことなく体内に摂取して身体の内側から美しくなりましょう。

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