マテ茶の抗酸化作用|マテ茶の効能

よく「抗酸化作用」という言葉を耳にすることがありませんか？このサイトでも抗酸化作用についてたくさん触れてきたと思います。しかし、抗酸化作用がどのような働きがあり、どのような効果が得られるのかというのを少しばかりご説明し、さらに、マテ茶の持つ抗酸化作用について触れていきたいと思います。

私たちの体は、酸素を糧にしてエネルギーを作り、生きています。その際、一部の酸素が化学変化を引き起こし「活性酸素」と呼ばれる物質が誕生します。
この活性酸素は、外部から侵入してきたウイルスや細菌などを退治する働きがあり、私たち人間にとっては無くてはならない物質でもあります。しかし、様々な要因が引き金となり、異常発生してしまった活性酸素が正常な細胞を傷付け酸化させることによって、老化を早めたり、血管内に塊を作って血液の流れを悪くさせて、動脈硬化などを誘発し、心筋梗塞や脳梗塞などといった重大な病を引き起こす原因となっています。
これらを食い止めるために不可欠なのが、抗酸化作用を含む食品の摂取です。

マテ茶には、抗酸化作用のある成分が豊富に含まれています。
特に野菜や果物などに多く含有されていると言われるポリフェノールは、赤ワインよりも多く含んでいるため、中性脂肪の減少や血圧の降下させる働きに優れています。また、マテ茶の茶葉であるイェルバ・マテには１５種類ものアミノ酸や抗酸化物質が含まれており１９６４年にパリ科学学会とパストゥール研究所から「マテ茶と同じ栄養価を持つ植物は世界中どこを探しても難しいであろう。」と発表されました。そして発表されてから幾年が過ぎた現在でもマテ茶と同等、それ以上の栄養成分を含んだ茶葉は見つかっていないと言います。

マテ茶は、ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの南米を中心に愛飲されています。南米では肉を中心とした食生活のため、バランスが悪く健康に良くないと言われています。しかし、マテ茶を飲むことによって不足しがちな栄養成分を体内に摂取することが出来ます。
マテ茶と肉を上手に組み合わせて摂取することで、代謝を促進させることが可能です。赤身の肉に含まれるL-カルニチンは、体内にある脂肪をエネルギーに変換する成分が含まれています。これは、牛肉や羊肉に豊富に含まれています。L-カルニチンを含んだ肉をマテ茶と共に摂取することによって単独で吸収されにくいミネラル類を腸内で吸収しやすくし、さらにアミノ酸と一緒に摂取することで、さらに吸収率が向上すると言われています。また、肉と共にマテ茶を摂取することによって血液中のコレステロール値などを降下させる作用も期待できるため、食事を制限しなくとも減量することが可能となっています。

肉類に含まれる飽和脂肪酸と活性酸素が結合すると過酸化脂肪酸となります。シミやそばかすの原因と言われていますが、マテ茶と共に肉類を摂取すると抗酸化作用の働きによって活性酸素を抑えることが出来ます。毎日の食事のときに飲む飲料をマテ茶に変更するだけで、活性酸素を予防し、体の内側から美しくなることが出来ます。

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