マテ茶の味｜マテ茶の効能

豊富なミネラルとビタミンを含み、飲むサラダという異名を持つマテ茶ですが、皆さんはマテ茶がどのような味なのかご存知ですか？世界でも有名な飲料会社コカ・コーラーから販売されている「太陽のマテ茶」を、一度は口にしたことがある方も多いと思います。

元日本代表サッカー選手のキング・カズこと、三浦和良さんもブラジルへ渡った際、初めてマテ茶を飲み、衝撃を受けたそうです。三浦さんは、初めてマテ茶を飲んだときの感想をこのように述べています。

「マテ茶独特の香りや味があり、最後にクッっとくるものがある、懐かしい味。」

マテ茶には、大きく分けて「グリーン・マテ」と「ロースト・マテ」の２種類あります。それぞれ味や香りが違っていて、とても楽しめる健康茶です。

グリーンタイプは、日本のお茶に近い感覚のお茶です。茶葉から抽出される色は薄い緑色をしており、緑茶のなかでも煎茶に一番近く、渋みが少ないため、冷たくして飲まれることが多いマテ茶です。アイスティーとして飲用する場合は、可能な限り濃いめに抽出した温かいグリーン・マテを、氷を入れたグラスに一気に注いで冷やします。
少々癖のあるグリーンタイプですが、ローストタイプに比べて豊富な栄養素が茶葉に含まれているため、健康や美容目的で長期の飲用される方に向いています。

ロースト・マテは、別名「ブラック・マテ」とも言います。緑茶のなかでもほうじ茶に近いお茶です。茶葉から抽出される色は、麦茶やほうじ茶のような褐色で、グリーンタイプに比べて栄養素が少ないです。それは、ローストタイプの製法工程で、葉を焙煎してしまうため、豊富に含まれている栄養成分が焙煎を行わないグリーン・マテに比べて減少してしまうのです。しかし、焙煎されたことによってグリーンタイプのような癖が少なく、初めてマテ茶を飲む方には向いています。

しかし、折角マテ茶を購入したのに、独特な風味に慣れない方も多いでしょう。ですが、捨てるのも勿体無いですよね。
そこで、マテ茶を飲みやすくするアレンジ方法をご紹介したいと思います。

マテ・レモネードの作り方

まず、ティーカップに絞ったレモンを小さじ２杯と蜂蜜をお好みの量で加え、混ぜ合わせます。そして、高温のロースト・マテをティーカップに注ぎ、よく混ぜ合わせ、事前に輪切りにしておいた薄切りのレモン１枚を浮かべて完成です。
このアレンジ方法は、南米の国々でも行われており、優しくてほっとする味は、マテ茶アレンジの中で、とても有名です。

マテ茶は、レモンの他にも様々な果物やハーブなどと相性が良く、カットした果物とハーブをマテ茶に漬け込む「フレーバー・マテ」という飲み方もあります。作り方も非常に簡単で、水出ししたマテ茶にお好みの果物やハーブを加えて、およそ１時間漬け込むだけです。賞味期限は１日から２日ほどですが、マテ茶に抵抗がある方には非常にオススメです。マテ茶に漬け込んだ果物などは、スムージーなどとして再利用することが出来ますので、一石二鳥です。

寒い季節は、温かいミルク・マテやラム酒やライムなどを加えて、モヒート風にアレンジすることも可能です。中には、マテ酒を作る方もいらっしゃり、マテ茶のアレンジは無限大です。

また、マテ茶にハーブやオレンジなどをブレンドし、販売している会社もありますので、是非興味のある方は一度購入してみてはいかがでしょうか。

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