マテ茶の効果効能

南米の健康茶として有名なマテ茶の原料となるイェルバ・マテには、フランスのパリにあるパストゥール研究所も認める非常に優れた栄養成分が豊富に含有されており、２４種類のビタミンやミネラルをはじめ、１５種類の抗酸化物質やアミノ酸を含んでいます。

近年日本では、食事の欧米化が進んでおり、今まで魚や野菜が中心だった食事が肉を中心とした食事へと変化してきています。さらに、運動不足やストレス、飲酒など不摂生な生活を続けることによって、動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳梗塞、高血圧や糖尿病などの生活習慣病や脂質異常が原因のメタボリックシンドローム、肥満などを引き起こす可能性があります。マテ茶は「飲むサラダ」という異名を持っており、食の欧米化が進む日本人にとって、とても必要不可欠な飲料と言えます。

「飲むサラダ」と称されるマテ茶の効果や効能をご紹介していきたいと思います。
日本をはじめ、肥満は世界各国で問題視されている課題です。肥満は、生活習慣病を引き起こすリスクを高めると言われていますが、他にも加齢や過度のストレス、不摂生な生活なども生活習慣病を引き起こす要因として挙げられています。

少しでも生活習慣病になるリスクを軽減するため、肥満を改善する効果を持っているマテ茶を利用して発症リスクを下げましょう。マテ茶に含まれるマテ茶特有の成分である「マテイン」には、中枢神経へと働きかける効果があり、食欲を抑制することが出来ます。
また、マテ茶の効能の中に、胃の中に摂取した食べ物を長時間留めておく効果があります。その結果、食事をすると、通常より早い段階で満腹感が得られるほか、空腹感がやわらぎ、マテインの作用によって、ストレスなく自然と食欲を抑制することができます。ですので、ダイエット中の女性や肥満で悩んでいる方にはマテ茶は非常に嬉しい効果を持っているお茶だと言えます。

肥満と共に生活習慣病の原因となるコレステロールですが、マテ茶には血中のコレステロール値を降下させる効果があります。
コレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールの２種類存在します。悪玉コレステロールは、血液を流れながら、様々な細胞へコレステロールを運ぶ役割があります。しかし、何かがきっかけで悪玉コレステロールは、体内で酸化され、血管内の内壁に沈着してしまうと、血液の流れが悪くなり、動脈硬化などを引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などの病を発症してしまう危険性があります。しかし、マテ茶には、悪玉コレステロールを減少させることが出来るので、肥満を解消するためにマテ茶を飲むと、悪玉コレステロールの発生を抑制でき、さらに血液の流れも正常に行われるため、動脈硬化などの危険な病を未然に予防ぐことが出来ます。

他にも、マテ茶に豊富に含まれているミネラルやビタミンが代謝を促進し、さらにビタミンAの効能によって美肌効果だけでなく、スマートフォンやパソコンなどからくる眼精疲労にも効果を発揮します。また、眼精疲労のみならず、疲労回復や冷え性の改善、内臓機能を活性化させる効果、さらに老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用もあり、マテ茶で体内から美しく健康になることが出来ます。

非常に優れた効能や効果を持っているマテ茶ですが、決して万能というわけではありません。中にはマテ茶を飲んではいけない方もおります。マテ茶は栄養価の高い飲料ですので、しっかり知識を付けてから飲むようにしましょう。

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