烏龍茶がもつ中性脂肪への効果｜烏龍茶の効能

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糖尿病や脳梗塞など命に関わる病を引き起こす可能性のある中性脂肪を下げる烏龍茶の効果・効能とは？

 

青年と老年の丁度中間に位置する壮年の方々を中年と呼びます。この世代の方々が健康診断を受けた際に是非注目して頂きたいのが血液検査の結果項目にある「中性脂肪(TGまたはトリグラセライド)」です。

 

中性脂肪とは、グリセリンと脂肪酸が結合した単純脂質であり、人間が身体を動かすために必要な活動源になる物質です。中性脂肪は植物の種子に含まれる不飽和脂肪酸や動物の皮下・腹壁などに含まれる飽和脂肪酸から成り立っています。中性脂肪はトリグリセリドやトリアシルグリセロールと呼ばれることもあり、血液検査の結果項目ではTGなどの記号で表現されています。

 

中性脂肪が蓄積すると肉体の様々な部分に水分を含んだように柔らかなしまりのないふっくらとしたぶよぶよの皮下脂肪となって現れます。中性脂肪が蓄積される主な要因は必要以上の脂質の摂取や飲酒によるものです。しかし、中性脂肪は生きていくために必要不可欠な物質でもあり、生命を維持する活動源の他に脂肪となって内臓を保護する役割や体温を一定に保つ保温効果といった役割があります。

 

しかし、中性脂肪は上がり過ぎると命の危険を脅かす物質でもありますので、適度な数値を保つ必要があります。しかし、1度上がってしまった中性脂肪を下げるにはどうしたら良いか悩むかと思います。
そこで中国六大茶の1つである青茶の烏龍茶を飲用するのはいかがでしょうか。烏龍茶の効果・効能の中に、中性脂肪を下げる効能があり、さらに烏龍茶ならば、いつでも手軽に摂取することが出来ます。では、烏龍茶が持つ中性脂肪を下げる効果をご紹介させて頂きます。

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中性脂肪は元々遺伝で高い方や不摂生な生活などが要因で肥満もしくは糖尿病を発病してしまった方も高い傾向にあります。しかし、中性脂肪が上昇する主な要因は過度な食事や運動不足です。中性脂肪を上げる危険性のある食品として言われるのが砂糖やフルーツ、コッテリした脂っこい食品、アルコール飲料、そして炭水化物です。
現在日本人は食の欧米化が進み、日常的にコッテリとした油っこい食事を摂取するようになりました。そのため、必要以上の脂質を体内に取り込んでしまい、コレステロール同様中性脂肪の上昇を引き起こしてしまうという結果になります。

 

烏龍茶には食事によって摂取された脂質の吸収を抑制する効果があり、さらに不要な脂肪を体外へ排出させる効能があるので、脂肪細胞内に貯蔵される中性脂肪を抑えることが出来ます。これらの働きは烏龍茶特有の烏龍茶重合ポリフェノールの効果・効能によるものです。もちろん、緑茶に含まれているカテキンにも脂質を分解し、燃焼を促進する効果があるのですが、カテキンの効能は脂肪の燃焼を促進するものですので、体外へ排出する効果とはやや異なります。

 

 

 

中性脂肪を野放しにしておくと…？

 

中性脂肪を下げることが出来る烏龍茶ですが、なぜ中性脂肪を下げなければならないのかという理由をご説明させて頂きます。血液中の中性脂肪が上昇してしまうと、中性脂肪が悪玉コレステロール(通称：LDL)と結託し、生活習慣病の1つである動脈硬化を引き起こすことが判明しました。これを「高脂血症」と言い、血中の中性脂肪とLDLが基準値を超過してしまった場合に引き起こる病です。高脂血症には高トリグリセライド症と高コレステロール症の2種類あり、どちらの病も自覚症状が現れないため、非常に危険です。高脂血症が進行すると心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性もありますので、中性脂肪が上昇している方は注意が必要です。

 

また、中世脂肪の要因となる炭水化物を過度に摂取してしまうと膵臓で生成されるホルモン物質のインスリンの分泌が増加してしまい、これを長期間に渡って続けてしまうと膵臓へ多大な負荷がかかり、不具合が生じます。すると正常に使用されなくなった炭水化物は脂肪やグリセロールへと変換され、中性脂肪の素となって生まれ変わります。その結果、糖尿病を発症する場合があります。

 

烏龍茶はあくまでコッテリとした油っこい食事に含まれる脂質の吸収を抑え、体外へ排出させる効果がある飲料です。ですが、炭水化物やアルコールなどが要因で中性脂肪が上昇している場合はそちらも改善しなければなりません。中性脂肪の正常値は30から149mg/dLですので、それ以上の数値の方は生活習慣を見直し、脂っこい食事を摂取する際は烏龍茶を飲用しながら、ゆっくり中性脂肪を下げてゆきましょう。

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