緑茶の淹れ方|緑茶の効果効能
今では日本や中国だけではなく、アメリカやドイツ、シンガポールなどで日本食がブームとなっています。2015年5月1日からイタリア北部にある商工業都市のミラノでは「2015年ミラノ国際博覧会」が開催されました。その博覧会に日本の参加しており、日本食や日本の食文化を世界各国の人々に知ってもらおうと和食に合う絶品の緑茶も共に振る舞われていました。
近年緑茶は国内消費量よりも海外への輸出量の方が上回っています。
特にアメリカやシンガポールなどの国では緑茶の人気が凄まじく、2か国合わせておよそ70%近くの輸出量を締めています。
なぜ、海外で緑茶がブームになっているかと言いますと、緑茶の主成分であるカテキンの持つ効能にコレステロール値を降下させる作用や抗ガン作用といった生活習慣病を予防する効果があり、さらにコーヒーや紅茶のように砂糖やミルクを加えなくても美味しく飲用することが出来るため、たいへんヘルシーな飲料として注目を集めています。
国民の3人に1人は肥満と言われているアメリカでは、健康に良いと言われる緑茶は特に人気があり、現在ではアメリカの方にも飲みやすいよう、コーヒーのように淹れるドリップ式の緑茶が販売されています。
そんな世界から絶大な人気を誇る緑茶ですが、日本では需要が低迷しつつあり、少々困っています。そこで、緑茶の正しい淹れ方を学び、旨味と甘みを最大限引き出した絶品緑茶を食事のお供に飲用してみてはいかがでしょうか。
今回は、日本人に愛されている煎茶や抹茶、ほうじ茶に玉露などの美味しい淹れ方をご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
それぞれの緑茶の特徴と淹れ方
緑茶の正しい淹れ方をご紹介する前に、様々な種類や銘柄を持つ緑茶の特徴をおおまかにご紹介します。
緑茶とは、ツバキ科の植物であるチャノキの葉から製造されているお茶です。
この茶葉から製造されているのは、緑茶以外にも烏龍茶の属する青茶、西洋で大人気の紅茶があります。
緑茶はチャノキから摘み取られた茶葉を、無発酵製法を用いて製造された飲料であり、煎茶や玉露、番茶に抹茶、ほうじ茶など様々な種類の緑茶が各メーカーの独自の製法によって製造されています。一般的には緑茶の茶葉は緑色をしているのですが、稀にほうじ茶のように茶色をした緑茶も販売されています。
そして、これらすべての緑茶にはそれぞれ正しい淹れ方というのがございます。
最もポピュラーな緑茶である煎茶は、最高級品として知られる玉露と比べると、ややアミノ酸の含有量が少なく、その反対にカテキンの含有量が多くなっています。ですので、旨味と渋みのバランスが取れた緑茶と言えます。
また、煎茶には上級品にランク付けされているものもあり、そちらは一般的な煎茶よりもアミノ酸が多く含まれているので、低温で浸出されると味が引き立ちます。
深蒸し煎茶とは、茶葉の酵素の働きを停止させる作業を一般的な煎茶のおよそ2倍から3倍長くし、煎茶よりも渋みを抑えた甘みの強い緑茶です。ですが、緑茶の持つフレッシュなスッキリとした味わいが無くなり、緑茶独特の香りも弱いのが特徴です。
また、製造工程中に茶葉が細かくなりやすいため、お茶を淹れる際の時間には注意が必要です。
緑茶の世界で最高級品として扱われている玉露は、日本でもおよそ270トンしか生産されていない稀少な緑茶です。玉露には旨味と甘み成分であるアミノ酸がたっぷり含まれているので、低温でじっくり抽出するのが最適です。ですが、玉露で2番茶を飲む際はお湯の温度を高くすると茶葉に残された旨味成分が溶け出すので、美味しく召し上がるには少々癖があります。
安土桃山時代の茶人として知られる千利休によって大成された抹茶は、碾茶(てんちゃ)と呼ばれる緑茶から作られています。玉露と同じように育成された碾茶を揉まずに乾燥させ、石臼でゴリゴリと引いて製造されているため、濃厚な甘みと旨味を持っています。また、きめ細やかな粉末状の抹茶は茶葉に含有されていう栄養成分を丸ごと摂取出来る緑茶としても知られています。
フレッシュで小さなお子様から高齢者の方まで幅広い世代から愛されている新茶は、苦み成分であるカフェインや渋み成分のカテキンの含有量が極めて少なく、反対に旨味と甘み成分であるアミノ酸の含有量が豊富なので、清々しい爽やかな味わいを持つ緑茶と言われています。この特徴を引き出すことが出来る正しい淹れ方を今回分かりやすくご紹介したいと思います。
他にも番茶やほうじ茶、京番茶、茎茶に玄米茶など様々な種類の緑茶があり、それぞれ異なる特徴を有しています。
では、様々な種類を持つ緑茶の中から特に人気の高い緑茶の正しい淹れ方をご紹介させて頂きます。
緑茶の正しい淹れ方をご紹介
では、緑茶の中でも特に人気の高い煎茶・深蒸し煎茶・玉露・新茶の正しい淹れ方をご紹介します。
緑茶の定番「煎茶」の淹れ方
煎茶は淹れ方や銘柄、種類によって変化を見せる緑茶なので、飽きずに毎日飲用することが出来ます。では、煎茶の美味しい淹れ方をご紹介します。
【材料】
・煎茶の茶葉 | :4g |
・お湯 | :200ml |
【淹れ方】
@ | 煎茶の茶葉を急須へ入れます。 |
A | お湯を湯呑に注ぎ、湯冷ましさせます。 |
B | 一定時間蒸らしたら、湯呑を用意し、少しずつ均等に注ぎ入れます。 |
C | 最後の1滴までしっかりと注いだら完成です。 |
煎茶を正しく淹れるコツは、茶葉2gで70mlのお湯が適量と言われています。ですが、急須のサイズなどによって増減しますのでお使いの急須で様子見しながら淹れると良いでしょう。
煎茶は一般的な煎茶ならば90度から100度、上級煎茶ならば70度から80度のお湯を用いるのが良いとされています。その理由は煎茶に含まれる旨味成分を引き出すためです。
湯冷まししたお湯を注いだ後の蒸らし時間は30秒から60秒が基本となりますが、パッケージに最適な蒸らし時間が記載されておりますので、しっかり確認しましょう。
新たな緑茶の歴史に名を残す「深蒸し煎茶」の淹れ方
深蒸し煎茶が一般的に飲用されるようになったのはここ最近のことです。
深蒸し煎茶は昭和30年に静岡県で誕生した比較的新しい緑茶であり、今では全国各地で深蒸し煎茶の製造が行われています。しかし、淹れ方に少々癖があるので、今回は正しい淹れ方をご紹介します。
【材料】
・深蒸し線煎茶の茶葉 | :4g |
・お湯 | :150mlから200mlほど |
【淹れ方】
@ | 深蒸し煎茶の茶葉を急須へ入れます。 |
A | 湯呑にお湯を注ぎ、湯冷まししておきます。 |
B | 急須へ湯冷まししたお湯を注ぎ、一定時間蒸らします。 |
C | 湯呑へ少しずつ均等になるように注ぎ入れ、最後の1滴までしっかり注ぎ切ります。 |
深蒸し煎茶を正しく淹れるコツは、2gで70mlのお湯を用いると良いとされています。しかし、急須のサイズによって茶葉やお湯の量を増減させてご自身の好みに合わせると良いでしょう。また、深蒸し煎茶は茶葉が柔らかく粉っぽいので煎茶よりも短時間で抽出することが出来ます。
お湯の温度ですが、一般的には70度から80度が適温とされています。ですが、蒸らし時間が温度によって変化するので、そこのあたりの調節がやや難しいかもしれません。
深蒸し煎茶の蒸らし時間ですが、30秒から40秒ほどと言われています。煎茶よりも短いということを覚えておくと失敗しにくくなります。
高級品として知られる緑茶の王様「玉露」の淹れ方
至極の逸品として知られる緑茶の王様「玉露」は小さな湯呑で少しずつ嗜むのが一般的な飲み方です。「吾輩は猫である」や「こころ」の作者である夏目漱石は、「草枕」にて主人公が山村に住むご老人に玉露を振る舞われた場面において、玉露が他の緑茶とどのように違うのかを表現したことでも有名です。そんな玉露の正しい淹れ方をご紹介します。
【材料】
・玉露の茶葉 | :6g |
・お湯 | :100ml |
【淹れ方】
@ | お湯を湯呑に注ぎ、その後急須へ移します。そして、さらに急須から別の湯呑へとお湯を移しかえてゆきます。 |
A | 玉露の茶葉を急須へ入れます。※このとき急須の中にはお湯は入っておりません。 |
B | 湯冷まししたお湯を急須へ注ぎます。 |
C | 一定時間蒸らしたら、湯呑に均等に注いでゆき、最後の1滴までしっかり注いだら完成です。 |
玉露を美味しく淹れるコツは、玉露の茶葉5gに対し、お湯は35mlを目安にすると良いでしょう。玉露は少しずつ嗜むのが一般的な飲用方法ですので、少しずつお湯を足しながら、1度に3煎ほど嗜むのが最大の魅力ですので、優雅な休日のティータイムにオススメです。
玉露を淹れる際は必ず50度から60度で抽出しましょう。
そして、蒸らし時間は他のお茶よりも長い2分かけて抽出すると玉露の持つ旨味成分や甘み成分を最大限引き出すことが出来ます。
老若男女から絶大な人気を誇る「新茶」の淹れ方
新茶は渋みと苦みが少ないので、幅広い世代の方々から愛飲されています。ですが、淹れ方1つで若葉のような甘くて清々しいフレッシュな味わいから、程よい渋みを持つ緑茶へと変貌してしまいます。では、正しい新茶の淹れ方をご紹介します。
【材料】
・新茶の茶葉 | :ティースプーン2杯分 |
・お湯 | :150mlから200ml |
【淹れ方】
@ | 新茶の茶葉を急須へ入れます。 |
A | 湯呑にお湯を注ぎ、湯冷ましさせます。 |
B | 一定時間蒸らしたら、急須を軽く2回から3回ほど回します。 |
C | 湯呑にお茶を均等に注ぎ入れ、最後の1滴までしっかり注いだら完成です。 |
新茶を美味しく淹れるコツは、新茶の茶葉は心持ち大めに急須へ入れるようにすると深い味わいを持つ新茶が味わえます。
お湯の温度は70度から80度くらいが適温となっており、蒸らし時間は40秒前後が良いでしょう。
また、蒸らした後に数回回すのは、新茶の茶葉から甘みや旨味をしっかりと抽出するためです。渋めの緑茶が好きな方は熱めのお湯を急須へ注ぎ、迅速に抽出するとスッキリとした渋めの新茶が楽しめますのでお試しください。
いかがでしかた?
今回は最も人気の高い煎茶・深煎り煎茶・玉露・新茶の淹れ方をご紹介させて頂きました。
次回、機会がありましたら、抹茶やほうじ茶などの淹れ方もご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
緑茶とは|緑茶の効果効能
古くから麦茶と共に日本人の渇きを癒してきた緑茶ですが、皆さんは緑茶とはどういったお茶なのかご存知ですか?緑茶とは、ツバキ科のツバキ属に属するチャノキと呼ばれる常緑樹から摘み取られる若葉から製造されています。チャノキが日本で栽培されるようになったのは1191年頃になります。1187年に日本臨済宗の祖と...
緑茶の歴史|緑茶の効果効能
今や日本の食事の定番飲料となっている緑茶ですが、その歴史は古く、紀元前まで遡ります。そこで、緑茶の知られざる歴史と共に、どのように日本茶が日本へ伝わったのかをご紹介しつつ、今後の緑茶事情を踏まえてご説明したいと思います。緑茶の誕生秘話緑茶が初めて歴史に登場したのは、中国古伝説上の帝王である神農の逸話...
緑茶は妊娠中授乳中に飲んでも大丈夫なのか|緑茶の効果効能
日本といえば、やはり「緑茶」ですよね。緑茶は苦みと渋み、そして甘みのバランスが絶妙に取られたほんのりとした苦みを持つさっぱりとした爽やかなお茶です。一般的にお茶の苦みや渋み、甘みなどを表現しているのはカテキン、カフェイン、アミノ酸と言われています。もちろん緑茶も例外ではなく、緑茶のバランスの取れた絶...
緑茶の栄養成分|緑茶の効果効能
緑茶は日本の食卓になくてはならないお茶の1つです。1191年に栄西によって中国から伝わったチャノキが日本各地に広まり、今では北は新潟県、南は鹿児島県に至るまで全国各地で緑茶の生産が行われています。もちろん原産国の中国でも緑茶はたいへん人気が高く、中国六大茶の1つに数えられています。さらに、現在では日...
緑茶の効果効能
緑茶が初めて日本で飲まれたのは815年の平安時代初期と言われています。弘仁6年に嵯峨天皇の行幸の際、ふらりと立ち寄った近江の国にあるお寺でお茶を献ぜられ、その後、日本初の真言宗の祖として有名な空海や日本天台宗の祖として知られる最澄の2人も中国へ訪れた際にお茶を嗜んだと言われています。そして1191年...
緑茶がもつ風邪予防効果|緑茶の効能
緑茶で風邪やインフルエンザ予防が出来るのか?!よく緑茶を飲むと風邪やインフルエンザにならないと言われていますが、本当に緑茶で風邪やインフルエンザを予防することが出来るのでしょうか。また、緑茶と同じ茶葉から製造されている紅茶では風邪やインフルエンザを予防することが出来るのかをご紹介したいと思います。
水出し緑茶の効果効能
シトシトと降り続いた長雨の時期が過ぎ去り、燦々と照る太陽光が眩しい季節がやってきました。温暖化などの影響によって毎年夏場は35度近くまで気温が上昇するため、熱中症や日射病などで病院へ救急搬送される方も増加傾向にあります。こういった暑い日はひんやりとした冷たい飲み物が飲みたくなりますよね。そこで、今回...
水出し緑茶を淹れる方法|水出し緑茶の効果効能
ためしてガッテンでも話題になり、今注目されている水出し緑茶の淹れ方やさらにおいしく飲む方法についてご紹介します。ゆっくりと緑茶エキスを抽出することで、ホットで飲むよりも効果や効能を得やすく、体長を崩しやすい夏には特にオススメです。
緑茶パックの作り方と効果|緑茶の効能
緑茶は私たちの生活になくてはならないお茶の1つです。緑茶には「美白ビタミン」という異名を持つビタミンCがたっぷり含有されており、肌を白くしたり、若々しくツルンとした美しい肌を保つ効果があります。また、緑茶に含有されている茶カテキンには非常に強力な殺菌作用があるため、緑茶の成分を含有する美容関連の商品...
緑茶洗顔の美肌効果|緑茶の効能
現在30代から40代の女性を中心に緑茶を用いた美容関連の情報が様々飛び交っています。特に有名なのが、緑茶を用いたパックですが、材料に小麦粉を使用するため、人によっては肌に合う合わないが出てきてしまい、さらにビタミンCを含む植物などに含有されているソラレンという成分は紫外線に当たるとシミの要因となるた...
緑茶の淹れ方|緑茶の効果効能
今では日本や中国だけではなく、アメリカやドイツ、シンガポールなどで日本食がブームとなっています。2015年5月1日からイタリア北部にある商工業都市のミラノでは「2015年ミラノ国際博覧会」が開催されました。その博覧会に日本の参加しており、日本食や日本の食文化を世界各国の人々に知ってもらおうと和食に合...
緑茶の色の変色について|緑茶の効果効能
緑茶はご飯との相性が抜群なので、よく運動会や遠足、お父さんや子供のお弁当と一緒に水筒に入れて持たせるお母さんもいらっしゃるかと思います。しかし、喉が渇いて緑茶を水筒からコップへ注ぐと、透明感のある鮮やかな緑色ではなく、麦茶のような茶色をした緑茶へと変化し、悪臭を漂わせているなんて経験はありませんか?...
緑茶による胃痛の原因|緑茶の効果効能
緑茶には、優れた抗酸化力を有するカテキンや覚醒及び利尿効果を持つカフェイン、リラクゼーション効果や安眠効果を持つテアニンなどが含有されています。そのため、今や日本や中国だけではなく、世界各国の健康志向の人々からたいへん人気のお茶となっています。そんな優れた効果・効能を持つ緑茶に耳を疑いたくなるような...
サントリー伊右衛門の特徴|緑茶の効果効能
日本人は古くからご飯のお供やホッと一息つきたいときなどに緑茶を飲用してきました。それは現在でも変わることはありません。しかし、時代と共に緑茶の需要が低迷しつつあり、反対に海外からの需要が大幅に増加していると言われています。ですが、そんな逆風もなんのそのといったかたちで大手飲料メーカーからは多数のペッ...
緑茶風呂の効能と作り方|緑茶の効果
今まで緑茶を用いたパックや洗顔方法など幾つかご紹介させて頂きましたが、中にはパックに使用する小麦粉がお肌に合わなかったり、ソラレンが含有されていたらどうしようと心配で躊躇っていた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回は1日の疲れを癒すことが出来るお風呂に緑茶を用いて、緑茶の持つ...
緑茶のカテキン含有量|緑茶の効果効能
緑茶は渋みと苦み、そして甘みに旨味のバランスが絶妙な素晴らしいお茶です。緑茶は古くから日本人の食卓に欠かすことが出来ない飲料の1つで、麦茶とは違い1年をとして味わうことが出来るのも最大の魅力です。そんな緑茶には強力な抗酸化作用があり、その効果や効能は多岐に渡ります。そんなカテキンですが、緑茶以外にも...
緑茶カテキンがもつ男性ホルモンへの効果|緑茶の効能
爽やかで清々しい香りとふんわりとした甘みとほろ苦い味わいを持つ緑茶は1191年に中国から栄西の手によって持ち込まれたチャノキの葉から製造されている鮮やかなグリーンの水色を持つお茶です。緑茶は麦茶と共に日本人の心と身体を健やかに保つために一役買っています。しかし、今では清涼飲料や炭酸飲料など様々な飲料...
緑茶がもつ血糖値への効果|緑茶の効能
皆さん、血糖値とはどういうものかご存知ですか?血糖値とは、血液に含有されている「血糖」と呼ばれるブドウ糖のことを指しており、血液中に血糖がどのくらいの量含有されているのかを表したものです。血糖値は食事を摂取した際に上昇します。その理由は、食事によって体内に摂り込まれた栄養素の1つである糖質を消化酵素...
緑茶の茶葉を使った掃除方法|緑茶の効果効能
健康と美容だけじゃない!掃除にも使える緑茶活用法をご紹介緑茶といえば、渋みと苦み、そして甘みの織りなす絶妙な味わいとスッキリとした爽快感のある香りで心身ともにリラックスさせてくれる日本の定番飲料です。近年では、緑茶に含有されている成分によって様々な健康及び美容効果が明らかにされてきました。しかし、今...
緑茶の脂肪燃焼ダイエット効果|緑茶の効果効能
1191年に栄西によって中国から伝来したチャノキは日本各地に伝わり、今では北は新潟県、南は鹿児島県の幅広い地域で緑茶の生産が行われています。日本人は夏の定番である麦茶とは違い、1年を通して食卓に出されるお茶としてたいへん重宝してきました。しかし、現在は炭酸飲料や清涼飲料など多種多様な飲料が販売される...
緑茶の賞味期限と保存方法|緑茶の効果効能
緑茶の本場である中国では、古来より「養生の仙薬」として解毒や不老長寿の妙薬として多くの人々から時代を超えて愛されてきました。緑茶が栄西の手によって中国から日本へ伝来し、1214年に栄西自身の手によって記された「喫茶養生記」の中で緑茶を「茶は養生の仙薬なり、延齢の妙術なり」と緑茶の持つ効果や効能を説い...
緑茶の消臭防臭効果|緑茶の効能
新緑のような爽やかな緑茶の香りには、心を落ち着かせるリラックス効果があります。さらに緑茶には強力な抗酸化力を持つカテキンや疲労回復や覚醒作用を持つカフェイン、冷え性改善などを改善するテアニン、若返りのビタミンとして知られるビタミンEや美容ビタミンとして有名なビタミンCなど健康と美容に効果を発揮する栄...
緑茶の種類|緑茶の効果効能
1191年に栄西の手によって中国から日本へ伝来した緑茶や紅茶などの原材料となるチャノキの種は、筑前(現在の福岡県北西部)にある背振山に初めて播種(はしゅ)されたと言われています。その後、1207年に栄西からチャノキの種子を送られた明恵上人は京都府の栂尾山・高山寺で栽培が行われるようになり、1241年...
緑茶と貧血|緑茶の効果効能
緑茶には、カテキンやカフェイン、テアニンに加え、豊富なビタミン類やミネラル類が含有されています。そのため、老化防止やストレス解消、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防、新陳代謝の促進や疲労回復効果など美容と健康を維持することが出来る優れた効果や効能を有しています。しかし、緑茶には鉄分の吸収を阻害す...
冷たい緑茶の作り方|緑茶の効果効能
高温多湿のじめっとした日本の夏といえば、香ばしい香りと大麦のあっさりとした喉越しが堪らない麦茶が定番となってますが、緑茶も負けてはいません!新緑のような爽やかな香りとあっさりとした後を引かない清々しい喉越しは暑さの厳しい日本の夏には欠かせない1杯となっています。緑茶には疲労回復効果やリラックス効果に...
緑茶のタンニン含有量|緑茶の効果効能
緑茶のタンニンがどのくらいの量が含まれているの?緑茶には、鉄の吸収を阻害するタンニンという成分が含有されています。タンニンとは、強烈な渋みや苦みを持つポリフェノールの1つで、植物の世界に幅広く存在しており、古くから革のなめしや漆の下塗りなどの用途として使用されてきました。また、タンニンを含む飲食物は...
緑茶の副作用デメリット|緑茶の効果効能
緑茶は飲み過ぎると危険!?副作用やデメリットのご紹介1191年に中国から栄西の手によってチャノキが日本へ伝来し、その後各地で本格的に緑茶の生産が行われるようになりました。そんな緑茶には糖尿病や高血圧、肥満などといった生活習慣病の予防や改善や老化の要因となる活性酸素の除去、そして疲労回復効果に虫歯や口...
緑茶がもつ水虫への効果|緑茶の効能
今まで水虫といえば、中年の男性のイメージがありましたが、近年はオシャレに敏感な女性の間でも水虫による被害が拡大しています。「もものかんづめ」などの作者として知られる人気漫画家さくらももこ氏も16歳という若さで水虫に悩まされていた女性の1人でした。しかし、「あるモノ」を使って見事水虫を完治させることが...
緑茶がもつむくみへの効果|緑茶の効能
皆さんは「むくみ」の要因をご存知ですか?むくみは、冷え性や便秘などと並ぶ女性の大敵ともいえる症状の1つです。特に脚や顔のむくみは太って見えるため、すぐにでも解消したいものです。そこで今回はむくみの要因や改善方法をご紹介すると共に、美容や健康維持に優れた効果や効能を有する緑茶でむくみが改善されるのか否...
緑茶がもつ虫歯への効果|緑茶の効能
経済や文化などが発達した先進国と呼ばれる国々では、虫歯になる方の割合が多い傾向にあります。先進国の1つである日本の例外ではなく、12歳の時点で1人あたり2.4本の虫歯を患っていると言われています。この数値はアメリカやイギリス、スウェーデンなどの他の先進国と比較しても群を抜いており、この結果は恥じるべ...
緑茶がもつ美肌美白効果|緑茶の効能
太陽が燦々と照り、ジリジリとお肌をこんがりとさせる夏が終わりを告げ、ふと鏡を見るとお肌の調子が悪かったり、日焼けによって小麦色になっていたりなど肌トラブルが発生します。そこで、古くから日本人に愛飲されている緑茶を飲用して優れた美肌及び美白といった美容に関する効果や効能を得て、イベントが増える冬に向け...
緑茶の便秘解消効果|緑茶の効果効能
緑茶で辛い便秘を解消する方法をご紹介♪緑茶は古くから麦茶と共に日本人に愛飲されてきた飲料の1つです。現在日本国内では緑茶の需要が低迷しつつありますが、その優れた効果や効能は様々な専門機関から発表されており、今や世界各国で注目を集める大人気の飲料となっています。そんな緑茶には、もはや国民病と言っても過...
べにふうき緑茶とは|べにふうき緑茶の効果効能
みなさんは「べにふうき(紅富貴)」という緑茶をご存知ですか?べにふうきとは、1995年に品種登録された日本初の紅茶及び青茶兼用の茶葉です。べにふうきというチャノキは自然界に存在せず、人の手によって誕生した交配品種です。母に大葉種のアッサム種の「べにほまれ」、父にインドから日本へ伝来した導入品種の「枕...
べにふうき緑茶の効果効能
べにふうき緑茶の持つ代表的な効果や効能は、ストリクチニンやメチル化カテキンによる花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー諸症状の緩和及び抑制ですが、もちろんこの他にも有効な効果や効能を有しています。そこで、今回はべにふうき緑茶の持つ優れた効果や効能をご紹介したいと思います。
べにふうき緑茶を子供に飲ませる|べにふうき緑茶の効果効能
今や国民病とも言える花粉症は老若男女問わず発症するアレルギー疾患です。花粉症が初めて日本国内で発見されたのは1963年です。1964年に東京オリンピックが開催されたのを期に、日本は急激な経済成長を遂げると同時にスギ花粉によってアレルギーを発症する患者数も増加してゆきます。特に1976年と1979年は...
ためしてガッテン!スーパー緑茶とは|緑茶の効果効能
皆さんは「スーパー緑茶」をご存知ですか?2015年7月1日にNHKの「ためしてガッテン!」という番組で紹介されてからその名が日本各地に広まった緑茶で、私たちが普段飲用している緑茶よりも旨味成分が5倍も含有されており、さらにエピガロカテキンという新成分によって免疫力が復活すると言われています。また、カ...
緑茶のおいしい淹れ方|緑茶の効果効能
煎茶や深煎り煎茶、そして玉露に新茶の4種類の緑茶の正しい淹れ方をご紹介させて頂きましたが、今回は緑茶を美味しく淹れるために必要な豆知識と共に前回ご紹介出来なかったほうじ茶や抹茶の正しい淹れ方をご紹介したいと思います。
食べる緑茶の効果効能
今まで緑茶といえば「飲む」のが一般的ですが、近年では「食べる」のが主流となりつつあります。緑茶に含まれる栄養素には水溶性のものと脂溶性のものがあり、脂溶性の栄養成分はお湯を注いでも茶葉から抽出することが出来ず、茶葉に残ったままになってしまいます。そのため、緑茶の栄養素を最大限摂取することが出来ません...