どくだみ茶がもつ鼻炎への効果

現在、日本国内にはアレルギー性鼻炎を患っている患者数が人口のおよそ4割以上存在すると言われています。

アレルギー性鼻炎というと、花粉症を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、花粉以外にもホコリ・ダニ・カビ・タバコの煙・動物の毛・天候や温度差など身近にあるものすべてがアレルゲンとなる可能性を秘めています。

アレルギー性鼻炎には、花粉症やホコリなど巷に溢れているものが原因で引き起こる「通年性アレルギー性鼻炎」の他に、アレルゲンを特定できない「血管運動神経性鼻炎」、市販の点鼻薬の使用によって引き起こる「薬剤性鼻炎」、ウイルスなどが原因の「急性・慢性鼻炎」など様々な種類が存在します。

鼻炎の症状を抑えるためには耳鼻科を受診し、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などを処方してもらう必要があるのですが、社会人になると病院へ行く時間もなかなか取れませんよね。

また、病院へ行ったとしても生活環境の見直しや体質改善も行わなければ鼻炎の症状も改善してゆきません。

そこで、今回は鼻炎の症状を抑えつつ、体質改善が見込める健康茶「どくだみ茶」についてご説明します。

300種を超えるどくだみ茶には、健康茶でもトップクラスのデトックス作用があります。

そのため、体内に蓄積された老廃物や毒素を体外へと排出し、血液がサラサラになり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを改善および予防することができます。

どくだみ茶の原材料であるどくだみの薬効は、厚生労働省お墨付きであり、ノンカフェインで確実な健康効果を得ることができることから、幅広い世代の方々からたいへん愛されています。

なかでも非常に強力な殺菌・抗菌効果を有する芳香成分デカノイルアセトアルデヒドは、花粉症などのアレルギー性鼻炎の症状を緩和する効能を有しており、さらに同じフラボン系成分のクエルシトリンやイソクエルシトリンによって、血圧降下や血液の浄化作用、免疫力の向上なども得られます。

これら3つの成分によってアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の原因となる毒素(アレルゲン)を体外へと排出し、症状の改善や予防へと繋がっていると考えられています。

ただし、芳香成分のデカノイルアセトアルデヒドは揮発性のため、どくだみ茶には含有されておりませんので、デカノイルアセトアルデヒドの効果や効能を得たい場合は、摘み取ったどくだみの生葉を柔らかくなるまで揉みつぶし、30分ほど鼻に詰めると鼻汁や鼻づまりが改善されます。

「鼻に詰めることに抵抗を感じる方は、粉末状にして飲用したりお風呂に入れるのがオススメです。

今回はどくだみ茶に期待される鼻炎への効果や効能についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

どくだみ茶はアレルギー性鼻炎の諸症状を改善および予防に効果を発揮しますが、常飲してしまうと副作用を引き起こし、健康を害する危険性もあります。

ですので、あくまでどくだみ茶は鼻炎改善のサポート飲料として用いるようにし、生活環境の改善や免疫バランスを正常な状態に戻すための食事改善も必要となります。

規則正しい生活を心掛け、質の良い睡眠とストレスの解消、適度な運動を心掛け、少しずつアレルギー体質を改善してゆきましょう。

どくだみ茶がもつ鼻炎への効果｜どくだみ茶の効能