粉末どくだみ茶のメリットデメリット|どくだみ茶の効果効能
どくだみ茶の原材料であるどくだみは、平安時代のころより多くの人々の生命を救い、10種の疾患を改善・緩和させることができることから「十薬」という名で江戸時代の初めに記された和漢の本草「大和本草」に記載されています。
その後、どくだみの研究が世界各国で行われるようになり、10種ではなく300種を超える疾患への有効性が認められると、その薬理作用の高さから厚生労働省お墨付きの生薬として「日本薬局方」に記載されるようになりました。
さて、世界も認めるほど優れた薬効を有するどくだみ茶ですが、作り置きができないにも関わらず、時間をかけてじっくりと煮出す必要があるため、多忙な社会人の方々にはちょっぴり不向きな健康茶となっています。
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もちろん、急須やティーポットでどくだみ茶を淹れることもできますが、急須やティーポットの後片付けや臭い移りが心配でなかなか淹れることができないという方もいらっしゃいます。
そんなあなたにオススメなのが、粉末タイプのどくだみ茶です。
粉末タイプならば、時間をかけて煮出す必要もありませんし、作り置きしなくてもいつでも美味しいどくだみ茶を飲用することが出来ますので、旅行や出張先でどくだみ茶を飲みたい方や急須やティーポットへの臭い移りが気になる方にもオススメです。
しかし、とっても便利な粉末タイプのどくだみ茶にもデメリットは存在します。
そこで、今回は粉末タイプのどくだみ茶のメリット・デメリットについてご説明します。
粉末タイプのどくだみ茶のメリット・デメリット
粉末タイプのどくだみ茶を販売していらっしゃる有名な会社といえば、神奈川県横浜市中区にある「株式会社 健康・野草茶センター」です。
健康・野草茶センターでは、兵庫県丹波市の契約農家の方々が手塩に掛けて育てたどくだみの葉・茎・花を短時間で収穫し、乾燥させて丸ごとパウダー状に加工されておりますので、どくだみが持つ栄養成分を損なわずにたっぷりと含有されています。
ただし、1度乾燥してしまっているため、どくだみ特有の香気成分であるデカノイルアセトアルデヒドという精油成分は失われておりますので、デカノイルアセトアルデヒドの効果・効能を期待されている方はご注意ください。
粉末タイプのどくだみ茶のメリットは、どくだみの葉・茎・花に含まれている栄養素を丸ごと摂取できるところです。茶葉を煮出してどくだみ茶を淹れた場合、どくだみの葉に含まれる全ての栄養素を摂取することはできませんが、パウダー状に加工されたどくだみ茶ならば、フラボノイド成分のクエリシトリン・アゼリン・イソクエルシトリン・レイノウトリン・ヒぺリン・ルチン・メチルケトン・クエルセチン・カプリンアルデヒド・カプリン酸・クロロフィル(葉緑素)などの有効成分を余すことなく摂取することができます。
また、健康・野草茶センターで販売されている粉末タイプのどくだみ茶は、無添加100%のどくだみ茶ですので、老若男女問わず安心して飲用することができます。
では、粉末タイプのメリット・デメリットについてまとめてみましたので、ご紹介します。
メリットとデメリット
粉末タイプのメリット
・淹れるのがとってもラクチン!
・パウダー状なので濃さをお好みで調節できる
・スムージーに加えたり、パンやお菓子作りの素材として使用することができる
・外出先でも飲める など
粉末タイプのデメリット
・粉っぽい
・使い勝手が良いので1日の摂取量を越えて摂取してしまうことがある
・お風呂や化粧水への転用ができない など
粉末タイプのどくだみ茶はあくまで飲用専用ですので、入浴剤代わりや化粧水への活用は出来かねてしまいます。
また、いつでもどこでもパパッと淹れられるため、1日の摂取量を越えてしまう恐れがありますので、その点にはご注意ください。
今回は粉末タイプのどくだみ茶に関するメリット・デメリットについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
もし、自宅でどくだみを栽培していらっしゃるのであれば、ラボネクト株式会社より販売されているミニスピードミルを使用することで自家製の粉末どくだみパウダーを作ることができますので、どくだみの葉が余ってしまって困っている方は粉末状にし、料理やお菓子作りの隠し味にこっそりと使ってみてはいかがでしょうか。
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