はと麦茶の食べ方｜はと麦茶の効果効能

はと麦茶の食べ方とお茶ではなく食べることで得られる効能

麦茶や緑茶などと同じく、スーパーやドラッグストアなどで気軽に購入できる“はと麦茶”は、こんがりとした芳ばしい香りと爽やかな喉越し、そして、ほんのりとした甘みが感じられる健康茶であり、クセも無く、カフェインも一切含まれておりませんので、子どもからお年寄りの方まで安心して飲用することができるお茶として、人気があります。

しかし、販売されているはと麦茶の茶葉は、殻付きのまま炒っているものが多く、はと麦に含まれる栄養成分を丸ごと摂取することができないため、得られる効果や効能も微々たるものになってしまいます。

そこで、今回は、はと麦茶を淹れる際に使用したはと麦の食べ方とお茶ではなく食べることで得られる効能についてご説明します。

はと麦茶を淹れる際に使用したはと麦ですが、はと麦100％のはと麦茶の茶葉ならば、茶殻を洗米したご飯と共に炊飯器へ入れて炊き上げたり、スイーツ作りの材料に用いるなど様々なシーンで活用することができます。

ですが、はと麦茶を淹れる度に、ごはんと共に炊くのも飽きてしまいますよね。

そこで、はと麦茶の茶殻や食べられるハトムギを購入した方にオススメの食べ方をご紹介します。

栄養満点！はと麦と小豆の薬膳粥

水毒によって、むくみや食欲不振、下痢などの症状が現れている方にオススメのレシピが「はと麦と小豆の薬膳粥」です。
消化器系は、温かい食べ物を摂取することで消化が促進され、体内の水はけが良くなります。
体内の水分代謝が悪くなったと感じた方にオススメの1品です。

【材料 4人前】
・白米：1合
・チキンスープ：200ml
・水：100ml
・クローブ：2個
・自然塩：少量
☆
・はと麦：60g
・水：500ml
★
・小豆：40g
・水：500ml

【作り方】
�@☆と★の材料をキレイに洗い、それぞれの分量で1晩水に浸しておきます。
※白米は調理を始める30分ほど前に分量外の水で浸水しておきましょう。
�A土鍋に�@の☆と★を水ごと加え、白米は水をしっかり切ってから土鍋に入れます。
�B�Aにクローブ・チキンスープ・水を加え、中蓋をして、中火にかけます。
※5分ほどすると炊けてきますので、目を離さないように気を付けてください。
�C吹きこぼれそうになったら、蓋を開け、弱火にし、1度底の方から混ぜます。
�D混ぜた後、中蓋を戻し、外蓋もかけたら弱火で40分ほど加熱したら完成です。

［ポイント］
・中蓋と外蓋が附属されている炊飯器用土鍋を使用しましょう。
・調理器具によっては吹きこぼれや焦げ付きが生じますので、加熱時間や火加減に注意しましょう。
・自然塩の量は体質や体調に合わせて調節してください。

食後のスイーツにオススメ！ハトムギゼリー

脾の働きを活性化させるはと麦をたっぷり使った美容効果抜群の薬膳スイーツ「ハトムギゼリー」は、女子力をアップさせることができるヘルシースイーツですので、ダイエット中の方にもオススメです。

【材料 4人分】
・はと麦：50g
・温州みかん150g
・砂糖：大さじ1杯
・片栗粉：大さじ1杯

【作り方】
�@温州みかんは皮を剥き、薄皮を取り除いてほぐしておきましょう。
�Aはと麦を軽く洗い、土鍋に入れたら、500ccの水を加えて火にかけます。
�Bはと麦が煮立ったら、弱火にし、吹きこぼれないように蓋を細めに開け、お粥を作ります。
�C30分から40分ほど煮たら火を止め、�@の温州みかんを加えて、砂糖で味を調えます。
�D水で溶いた片栗粉を�Cへ入れ、混ぜ合わせたら、お好みの器に注ぎ入れます。
�E冷ましているあいだにトッピング用の生クリームやヨーグルト、アイスクリームなどを用意します。
�F冷めた�Dを器に盛り、トッピング用に用意しておいた�Eをデコレーションしたら完成です。

はと麦茶の茶殻を利用するのもオススメですが、最近では食べる専用のハトムギが販売されていることをご存知ですか。
食べる専用のハトムギには、はと麦の硬い殻を取り除いたものや炊飯器で炊いても芯が残らないように粉砕されたもの、お菓子などの隠し味として使用出来るパウダータイプなど様々な種類が販売されており、キッシュ・カレー・グラタン・アクアパッツァ・ポトフ・ミネストローネ・ハンバーグなど和洋折衷様々な料理の具材として活用できます。
ですが、食事として摂取するものですので、出来れば国内産のハトムギ100％使用したものを購入したいですよね。
そこで、国内産のハトムギ100％の食べる専用はと麦を販売しているお店をご紹介します。

玉翠園

北海道札幌市中央区にある北の日本茶専門店「玉翠園」では、北海道産100％のハトムギを販売しています。
既に焙煎されておりますので、スナック感覚で食べることができると話題になっており、北海道でも比較的温暖な気候の伊達市の農家の方々にお願いし、丹精込めて栽培されたはと麦を無添加焙煎加工によって1つ1つ大切に作られておりますので、安全かつ安心な食べるはと麦です。

雑穀屋やま元

島根県斐川町のハトムギを販売している「雑穀屋やま元」は、国産雑穀通販サイトです。
殻を取り除いた国内産のハトムギを100g・300g・600g・1kgの4タイプで販売しており、必要な分だけ購入できるのが魅力となっています。
モチモチとした食感とクセの無い味わいが魅力的な食べるハトムギを購入してみてはいかがでしょうか。

国産はとむぎ専門店 健康それいゆ

富山県産のハトムギを100％使用した食べるハトムギを販売されている奈良県出屋敷町にある「国産はとむぎ線も転 健康それいゆ」では、ごはん・パン、おかず、サラダ、スープ、ドリンク、デザートとそれぞれの料理に合わせたはと麦を販売しており、それぞれに合ったレシピを公式サイトにて公開しております。
はと麦茶も美味しいけど、たまには食べたいなという方にオススメです。

はと麦には、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・カリウム・鉄分・食物繊維・コイクセラノイドなど様々な栄養成分が含有されておりますが、これらの栄養成分を余すことなく摂取するためには、直接摂取するほかございません。

はと麦は、穀物でトップクラスの栄養価を誇っており、はと麦に含有されているたんぱく質はアミノ酸バランスが非常に良く、さらにビタミンB群も玄米よりも豊富に含まれておりますので、新陳代謝を活発にすると同時に、脂質の代謝も促してくれますので、高エネルギー食品にも関わらず、肥満の原因にならないと言われています。

はと麦茶を淹れた後に残ってしまった茶殻には、栄養成分がほとんど残っていないと思われがちですが、浸出することの無い栄養成分が茶殻にたっぷり残っておりますので、はと麦と相性の良い蜂蜜をかけたり、ごはんと小豆と共に煮詰めてお粥にしてしまうのが良いでしょう。
今回は、はと麦茶を淹れる際に使用したはと麦の食べ方とお茶ではなく食べることで得られる効能についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

今まで、はと麦茶の茶殻を捨てていたという方も大勢いらっしゃるかと思います。
はと麦茶の茶殻には、浸出しきれなかった栄養素がギュッと詰まっておりますので、捨てずに今晩のおかずに再利用してみてはいかがでしょうか。

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