ミントの保存方法｜ミントの効果効能

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収穫したミントの保存方法をご紹介

 

 

ミントティーや料理などの材料として自家栽培したミントですが、予想以上にたっぷり収穫出来てしまい、使い道に頭を悩ませる方々も少なくないのではないでしょうか。
そこで、今回は収穫して余ってしまったミントの葉の保存方法と活用法をご紹介したいと思います。

 

 

ミントの種類別活用方法をご紹介

 

地球上には数百種を超えるミントが存在します。
一般的に有名なミントといえば、ペパーミント・クールミント・スペアミントの3種ではないでしょうか。

 

ペパーミントは、スッキリとした清涼感溢れるメントールの香りとミントポリフェノールなど独特な成分が含有されています。そのため、ミント界の代表としてハーブティーや料理、医薬品、化粧品など幅広いジャンルで活躍しています。

 

スペアミントもペパーミント同様、様々なシーンで活躍している品種です。すっきりとした香りの中にふわりと甘めの香りが漂う上品なミントです。特にスイーツや料理の材料として用いられます。

 

クールミントはガムや飴などの菓子類に多用される品種のミントです。葉がノコギリのようにギザギザしており、清々しい清涼感溢れる爽やかなミントとなっています。

 

他にも、ハーブバスに用いられるブラックミントやオーデコロンミントをはじめ、パイナップルのような香りを持つパイナップルミント、柑橘系の爽やかな香りを放つオレンジミントなどはミントティーとして多用されています。
バナナミントと呼ばれるミントは、バナナのような甘めの香りを生かしてクッキーやパウンドケーキなどのスイーツの材料となります。

 

また、ミントティーの定番であるアップルミントはポプリとして用いたり、生のままサラダの材料として使用されます。

 

しかし、ペニーロイヤルミントやハーツペニーロイヤルミントなどは強い毒性を持っているため飲用及び食用には使用出来ませんので、ご注意ください。

 

では、これらのミントの正しい保存方法をご紹介します。

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皆さんはミントの収穫方法はご存知ですか？
ミントの葉を収穫する際は、ハサミを用いて摘み取ります。決して手で摘み取ろうとはしないでください。
また、苗が小さいうちから収穫してしまうと枯れる要因となりますので、ご注意ください。

 

ミントの葉は品種にもよりますが、大体5月頃に新たな脇芽が現れるので、その脇芽を残すように摘心します。こうすることで、再び脇芽が成長し、再度収穫することが出来るようになります。また、刈り取ることで風通しが良くなるので、健康にスクスクと成長するようになります。

 

摘心する際は、必ず快晴の日が数日続いた後の晴れの日の午前中に行い、日陰で乾燥させておくと保存性に優れたミントとなります。
乾燥した晴れの日以外で摘心してしまうとミントの葉にカビが発生する可能性があるため、必ず乾燥した晴れの日に行うようにしましょう。

 

では、続きましてミントの保存方法をご紹介します。

 

 

ミントの葉の正しい保存方法をご紹介

 

ミントの葉の保存方法は3タイプございます。
1．冷蔵庫保存
2．冷凍保存
3．ドライハーブ保存

 

では、「1．冷蔵庫保存」からご説明したいと思います。

 

材料
・ミントの葉：収穫量に応じて変動します。
・キッチンペーパー：お好み
・密閉袋：お好み

 

�@収穫したミントの葉を綺麗に洗浄し、虫を取り除きます。
�Aキッチンペーパーの上に乗せ、しっかり水気を拭き取ります。
�Bじっとりと湿らせたキッチンペーパーの半分にミントの葉を重ならないように1枚ずつ並べます。
�C綺麗に陳列されたミントの葉を湿ったキッチンペーパーの半分で被います。
�D密閉袋に年月日を記述し、中の空気を抜きながら封を閉めます。
�E冷蔵庫で大切に保管します。

 

長期保存をお考えの方は、2週間に1度キッチンペーパーを取り換えるようにしましょう。
冬場は1か月ほど日持ちしますが、出来るだけ早めに使い切ってしまうのが得策です。
また、ミントの葉が変色しているものは保存に適さないので捨てるようにしましょう。

 

「2．冷凍保存」の方法をご紹介します。
ミントの葉を冷凍保存する場合は、茎からミントの葉を綺麗に摘み取り、空気に触れないようにぴったりとサランラップで挟む、もしくは、密閉袋に入れて冷凍庫で保管します。
しかし、冷凍すると生のままで使用することが出来なくなりますので、料理の香り付けや紅茶とブレンドするなどで消費するようにしましょう。
また、ミントの葉を製氷機に入れてミント氷にしてジュースやアルコールを飲用する際に用いるのもオススメです。

 

「3．ドライハーブ」の方法ですが、こちらは快晴の日が連日続くことを確認し、天日干しにするか、もしくは電子レンジでしっかり乾燥させて保存する方法です。
フレッシュミントに比べ香りや味わいが落ちますので、ポプリなどに加工して用いると良いでしょう。

 

 

収穫したミントの活用法とは？

 

ですが、保存するにも限界があります。
そこで、ミントの活用法を幾つかご紹介します。

 

●爽やかなミントペーストの作り方

 

長期間の保存が利く万能調味料であるミントペーストは大量に収穫して困っている方の味方となります！

 

材料
・スペアミントの葉：10g
・松の実：大さじ1杯
・パルメザンチーズ：大さじ1杯
・ニンニク：小さじ1杯
・食塩：小さじ1/4杯
・オリーブオイル：大さじ2杯

 

�@ニンニクはすりおろしておきます。
�A摘み取ったスペアミントは綺麗に洗浄し、葉と茎を分けて、しっかり水気を切ります。
�Bフートプロセッサーもしくはミキサーに全ての材料を投入し、スイッチを入れます。
�Cペースト状になるまで回転させたら完成です。
ミキサーの回転が弱い場合は、分量外のオリーブオイルを少量加えてスイッチを押しましょう。

 

ミントペーストを保存する場合は、煮沸消毒を施した密閉瓶に入れて、冷蔵庫で保管し、必ず1週間以内に使い切りましょう。
冷凍庫で保存する場合、密閉袋に入れて平らにし、内部の空気をしっかり抜いておくことで、数か月は保存することが可能です。

 

●鮮やかな黄金色のミントシロップの作り方

 

冷蔵庫で2週間の保存が利く保存性に優れた万能シロップをご紹介します。

 

材料
・水：100cc
・ミントの葉：10g
・砂糖：100g

 

�@ミントの葉はしっかり洗浄し、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
�A鍋に水を注ぎ、沸騰させます。
�B煮立ったら、ミントの葉を入れて2分間弱火で煮詰めます。
�C水色が変化し、ミントの香りが漂ってきたら火を止めます。
�Dミントの葉を取り出し、砂糖を加えます。
�E弱火で5分ほど煮詰めて完成です。

 

煮沸消毒を行った密閉瓶で必ず保管しましょう。

 

●ミントジャムの作り方
ミントのスッキリ爽やかな香りと鮮やかなグリーンが食欲をそそる保存食品の定番ミントジャムの作り方をご紹介します。

 

材料
・ミントの葉：適量
・フルーツシュガー果糖：適量
・レモン果汁：適量

 

�@ミントの葉を綺麗に洗浄します。
�Aお湯を沸かし、グラグラしてきたのを確認したらミントの葉を投入します。
�B1分間茹でたら、流水でミントを急激に冷やしながら洗浄します。
�C洗ったミントの葉の水をしっかり切り、ミキサーに入れます。
※水分が足らない場合は少量の水を加えてミキサーにかけます。
�Dさらしを乗せたザルにミキサーにかけたミントを注いでゆきます。
�Eさらしをギュッと絞り、1滴まで搾り取ります。
�Fミントの搾り汁と砂糖を合わせ、煮詰めてゆきます。
�G煮立たせて糖度を上昇させたら、火を止めて耐熱ボウルに移します。
�Hレモン果汁を加えて混ぜます。
�I抹茶色になり、トロッとして来たら完成です。
煮沸消毒を行った密閉瓶に保存して冷蔵庫で保管します。

 

他にもミントは様々なものに加工できますので、たくさん収穫してしまった場合は中でも保存性の高い食品に加工してみてはいかがでしょうか。

 

今回はミントの保存方法及び活用法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自家栽培のミントで作るミントティーや保存食はどれも絶品ですので、ご自宅でミントを栽培している方やフレッシュミントを購入した方は1度お試しください。

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