ルイボスティーとコレステロール｜ルイボスティーの効能

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よく「コレステロールが高いと重大な病気にかかりやすくなる」という言葉を耳にしますが、
このコレステロールとは、どのような成分なのでしょうか。

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コレステロールとは、免疫現象や組織を構築するうえで非常に重要な役割を果たしている細胞膜を生成するための必要な要素の１つで、私たちが生きていくうえで必ず必要になる脂質のうちの１つです。

 

よく毎年の健康診断や雑誌やテレビのダイエット特集などでは、コレステロールは悪いものとして表現されていますが、コレステロールには様々な役割があり、細胞を保護するための細胞膜の原材料に使われたり、ビタミンDを合成する際に使用されたり、心身の健康を保つための副腎皮質ホルモンや脂肪の消化を補助する胆汁酸の素に使用されているのです。

 

 

コレステロールは肝臓で合成されたり、食べ物から摂取するなどで体内に存在しています。成人が１日に必要なコレステロールの量は、１０００から１５００mgの間と定められています。私たちの体を構成するのに必要なコレステロールが、なぜここまで危険視されているのでしょうか。

 

コレステロールには、善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の２種類が存在します。LDLコレステロールは、私たちの体の様々な場所へ必要な分のコレステロールを血液の流れを使用して運搬する働きをしています。

 

 

しかし、過度にコレステロールを運搬すると、LDLコレステロールが活性酸素によって酸化され、変形LDLに変化します。変形LDLとなったLDLコレステロールは、細菌や異物などを細胞内に取りこみ消化する能力のある大型の単核細胞であるマクロファージに取りこまれてしまいます。そして、変形LDLを取りこんでしまったマクロファージが血管内の内壁へ溜まると、血管内部が徐々に狭くなり、動脈硬化を進行させる原因になり、心筋梗塞や狭心症、さらには脳梗塞といった非常に危険な病を引き起こす危険性があります。

 

動脈硬化を未然に防ぐためには、活性酸素によってLDLコレステロールが酸化されるのを防ぐ必要があります。活性酸素を除去する抗酸化作用を含んだルイボスティーを飲むことで、動脈硬化の原因である活性酸素を取り除くことが可能となり、結果的にコレステロール値を下げる効能が得られるのです。

 

ルイボスティーに含まれるポリフェノールのなかに「ケルセチン」と呼ばれる成分が含まれています。このケルセチンという成分には、強力な抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去し、LDLコレステロールの酸化を食い止めることが出来ます。

 

また、ケルセチンには、ストレスを解消する効果やコラーゲンを作り出すことの出来るビタミンCの吸収を促進する役割も担っています。
そして、ケルセチンには活性酸素を取り除くほかに、もう１つ非常に優れた効能を持っています。

 

それは、花粉症などのアレルギー諸症状の改善を行うことが出来る抗アレルギーという性質です。
ケルセチンには、アレルギーの原因となるヒスタミンを抑える効果があるので、ルイボスティーを飲んで、花粉症をはじめとした、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギー諸症状の緩和や改善の報告が多数存在します。

 

さらに、ルイボスティーに含まれるケルセチンのフラボノイドという成分には、腸内環境を正常に保つ役割があり、ルイボスティーには、コレステロール値を下げ正常にする働きと共に、私たちの体内を健康にする効能もあり、非常に優れた飲み物と言えます。

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